おねしょ治療の最終目標は、普通大人がしているように、膀胱におしっこがたまったら目覚めて排尿できるようにすることです。
初めの頃は、おねしょをしていることも分からず、朝起きて下着、パジャマ、布団が濡れているのを知って初めておねしょをしたことに気づいていたと思います。
それが時にはおねしょをしたことを朝覚えていたり、おねしょをしてからあるいは、少し漏らしてから起きてトイレに行ったり、トイレを探している夢を見たりと、成長に伴って、何らかの反応が出てくることがあります。
膀胱におしっこがたまった刺激で睡眠を中断して排尿できるようになるためには、こういった刺激を大切にして、強化してゆくことがおねしょ治療の最終段階になります。