今までに相談メールや掲示板等でよくご質問されたものをピックアップいたしました。
皆様のお役に立てれば幸いです。
夜尿症について
- 医師の治療を受けた方がよいか?
- 自然に治ってゆく子どもが大多数ですので、必ずしも受診をする必要はありません。
隠れている病気の発見、夜尿症の原因について検査が出来る、有効な薬を処方することが出来る、何らかの病気を持っている場合に配慮した夜尿症治療が出来るといったことが医師にかかる利点です。 - 受診時期は?
- 一般的に積極的な治療に入るのは小学校の3~4年生が多いようです。ただ、男女差があり、またご本人の状況によってかなり違いますので、迷われたときはお近くの泌尿器科へご相談することをお勧め致します。
- 合宿等の時の対策は?
- 即効性のあるくすりもございます。但し、少し前に受診されて、副作用や効果をチェックしてからの方がよいでしょう。
- 成人の夜尿症は?
- 原因には後天的な要素が関与している可能性もあり、症状、原因、治療法は子どもの場合よりも多彩です。
性病について
- 梅毒について教えてください。
- 症状の出る場合や症状が出ずに血液検査の反応だけが出る場合があります。抗生物質の内服で治療します。
- 淋病について教えてください。
- 男性の場合は尿道から膿みが出ることが多く、女性の場合は下り物が増えたり、下腹部に痛みを感じたりしますが、症状の出ない場合もあります。細菌を染色して顕微鏡で観察することにより、その場で診断がつきます。抗生物質の内服で治療します。
- 性器ヘルペスについて教えてください。
- 通常外陰部に阿迦井ブツブツができて激しい痛みを伴いますが、症状の出ない場合もあります。通常は塗り薬、もしくは内服薬で治療します。
- 尖形コンジロームについて教えてください。
- 男性の亀頭もしくはその近く、女性の外陰部、膣などにイボイボができます。当院では通常、受診された当日に電気焼灼術で治療しております。