新型コロナも5類感染症に分類が変わるようです。泌尿器科診療でコロナの影響を受けたのは、夜尿症、性病、旅行用の頻用治療剤を求める患者様の激減です。夜尿症治療は宿泊行事へ不安が治療のモチベーションになる様ですし、性病は海外との往来や風俗店を利用する人の減少によるものでしょうし、旅行の際の乗り物への不安、夜間頻尿の方は相部屋の人への気遣いなどで頻尿治療薬をon demand求める人も激減しています。こういった疾患はまだまだコロナ禍前には戻っていませんが、コロナ禍の3年間、根絶されたかに思えた梅毒がまず増えてきたように思えるのはちょっと心配です。