コロナ対応も緩和されてくる中で、子供さんの夏の宿泊行事もすこしずつ再開されているようです。コロナ禍では途絶えていましたが、お泊まりの際のおねしょの不安で受診される方も再び見られるようになってきました。具体的な対応は、お子さんのおねしょの程度により異なります。頻度は、毎晩か数日に一回か、あるいは一晩に1回か複数回しているか。おねしょをしたことに気づくのはいつか。朝起きるまで気づかずに寝ているのか、あるいはおねしょをした後に気づいて起きているか。おねしょの量も、おむつをふれさせるほど、あるいは、寝間着、布団までぐっしょり濡らしているのか、逆に下着を少しぬらす程度で済んでいるのか。以上のような内容を聞き取って、集団生活の中での規則正しさや緊張感で乗り切ることができる程度か、あるいは何らかの対応が必要かを判断することになります。