まだまだ寒い日が続きます。この時期煩わしいのは夜間の頻尿でしょう。元来、人間には睡眠中は排尿で睡眠を中断しないように、様々な機能を備わっています。睡眠中は、腎臓から、できるだけ水分を分泌することで膀胱に負担をかけないように、腎臓の最後のゲートで水分だけを再吸収するようにしております。一旦目を覚ますと、このゲートがひらき、水分を分泌しますから、起きると尿量は増え、尿がたまるとまた起きるという悪循環に陥ります。こんな時は睡眠薬で強引に寝るというのも一つの方法です。また、寝る前に服用して、このゲートを閉じることで、睡眠中にはできるだけ水分を再吸収する薬があります。