おねしょ治療の最終目標は、おしっこを布団の中でせずにトイレでする、ということを習慣づけることです。
明け方おもらしをしかけて、少し漏らしたところで目覚めて残りをトイレでする、といったことが治りかけの段階で見られることがあります。
そのためにはある段階でおむつを外しておくことが必要です。
ただ、少なくとも最大膀胱容量が最低夜間尿量を上回る必要がありますので、その前の段階で焦っても意味はありません。
私のところでは、薬を使いながらでもおねしょの頻度が50%位になった段階で、お母さんの了解が得られたらおむつを外すようにしています。