夏の林間学校、冬のスキー合宿の直前に、お子さんを連れて受診される場合がよくあります。
こうった場合はその子のタイプや重症度が全くわかりませんので、ある程度の問診で判断してお薬を処方することになります。
時には明日から合宿、といった切羽詰った受診をされる場合がありますが、数%の確率でそれぞれの薬には副作用もありますので、数日間家庭でお薬を試す余裕は欲しいものです。
それとは違い、通院中のお子さんが合宿を迎える場合には、携帯するお薬、先生に起こしてもらうとすれば何時頃、といった準備がある程度確実にできます。
時にはお子さん自身と話し合った上で、薬や先生の助けを借りずに合宿に望むことで、夜尿症そのものから卒業して行けるお子さんもおられます。